サッカー競技規則道場

ジャッジDB

2026年 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド WEST第10節 ヴィッセル神戸vs名古屋グランパス

[PK・ノーカード] ボールへのチャレンジとDOGSO要件の見極め、および主審の優れた予測

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:DAZN Japan

まず結論 ─ FINAL DECISION

PK

ノーカード ナイスジャッジ 際どい判定

主審は、ペナルティエリア内で名古屋グランパスのGKがヴィッセル神戸の選手と接触したことに対し、ファウルとしてPKの判定を下しました。なお、この事象についてカードの提示はありませんでした(ノーカード)。

Referee Review

なぜこの判定になったのか?

審判目線の解説ポイントをチェック

解説を見る

映像と競技規則から見るポイント

焦点となるのは、このファウルがレッドカードやイエローカードに値するかどうかという点です。ペナルティエリア内での反則においてレッドカード(退場)となる要件は「DOGSO(決定的な得点機会の阻止)であること」および「ボールにチャレンジしていないこと」の2つが主なポイントとなります。 今回のシーンでは、名古屋のGKがしっかりとボールにチャレンジしようとしていることが確認できます。さらに、DOGSOの4要件を完全に満たしているとは言い難い状況であったため、主審はノットDOGSOかつボールへのチャレンジであると判断し、ノーカードでPKという正確な判定を下しました。 また、本シーンでさらに注目すべきは「主審の動き」です。GKからのロングフィードが蹴られる前に、主審はすでに体の向きを変えて前線へのランニングを開始しています。ロングフィードを事前に予測した主審の高いサッカー観と、質の高い動き出しが光る素晴らしいシーンです。

根拠となる競技規則

第12条 ファウルと不正行為、第5条 主審

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

ペナルティーエリア内で、守備側競技者がボールにプレーしようとスライディングタックルを試みましたが、ボールに触れることができず、相手競技者をつまずかせてしまい、決定的な得点の機会を阻止しました。主審がとるべき最も適切な処置は次のうちどれか。

サッカー競技規則道場アプリについて

LINE公式 Soccer Laws Dojo

最新情報は公式LINEから

ジャッジDBの新着記事のお知らせ、PDF版問題集、アプリの活用情報をお届けします。気になるルールは、トークから気軽に質問できます。

LINE公式アカウントを友だち追加

登録無料。配信が不要になった場合はいつでも停止できます。

関連するルール解説

このシーンのタグに関連する基礎知識を、競技規則の考え方から確認できます。

他のシーンも見る