サッカー競技規則道場

ジャッジDB

2023年 J1 第23節 横浜F・マリノスvsガンバ大阪

[PK] ペナルティキックのやり直しと競技者のペナルティエリア侵入

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:DAZN Japan

まず結論 ─ FINAL DECISION

PK

珍しい事象

PA内で横浜F・マリノスの選手が倒されてPKの判定。1度目のPKはGKが防いだが、キックの前にGKがゴールラインから前に飛び出していたため蹴り直しとなった。 2回目のキックは直接ゴールに決まった。この際、キックの前に他の横浜FMの選手がペナルティエリア内に侵入していたとガンバ大阪の選手らは主張したが、やり直しとはならず得点が認められた。

Referee Review

なぜこの判定になったのか?

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映像と競技規則から見るポイント

ペナルティキック時のペナルティエリア侵入と、VARの介入条件がポイントとなる場面です。 原則的な競技規則では、攻撃側の選手がキック前にエリア内に侵入し、その結果キックが直接ゴールに入った場合は「PKの蹴り直し」となります。しかし、VARが侵入の反則に介入できるのは「侵入した競技者がこぼれ球に直接関与した(例:シュートを打つ、クリアをするなど)場合」のみに限られています。 今回のシーンでは、確かに攻撃側の選手が侵入しているように見えますが、キックが直接ゴールに決まっており、その選手はプレーに直接関与していないため、VARの介入対象外となります。そのため現場の判定がそのまま支持され、得点となりました。

根拠となる競技規則

第14条 ペナルティキック、VARプロトコル

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

攻撃側競技者のシュートが主審に当たり、コースが変わってそのままゴールに入りました。この場合の主審の判定として、最も適切なものは、次のうちどれか。

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